ギターストラップはコットンが好き
当社にはお金はないのですがギターがたくさんあります。笑 毎度ストラップを取り替えるのは面倒なのですが、やはりお気に入りのストラップはありますね。
ずーっと使っているので意識していなかったのですが、一番愛用のストラップは高校1年生の時に1,000円で買ったFenderのストラップ。30年近く使っています。今改めてみてみると、ピン穴の空いた部分は厚い本革が幾重にも重なって、非常に頑丈にできています。
たまにはストラップを買ってみようとサウンドハウスさんで検索してみました。
私は激しい動きなんてしない（したら腰抜ける）ので、そこまで丈夫さは求めていません。
すっぽ抜けなければよいけど、安いものはナイロン生地のものが多く肩にしっくり来ません。私はコットン生地のストラップが好きなんですね。
でもコットン生地のストラップはちょっと高いです。前回購入したLEVY’S社のストラップは2,400円くらいしました。「ストラップなんて1,000円くらい」という考えではコットン生地のものは見つかりません。時間は経っているんですね。
よし、輸入しよう
私のギターは9割9分海外から輸入しているだけあって、外国からの買い物はとても得意です。海外オークションで一番有名なebayにはとてもお世話になっています。
ebayでストラップを探すと、あった！
「Cotton strap US $3.99」（約435円）
オークションではなくその価格で購入できる「Buy It Now」形式なので、同じ色を2つ買いました。
セラーは中国。送料が込みというのがすごいです。追跡番号つけると国内だと六百円くらい送料かかるのに。。。2週間くらいで到着しました。
開けてみてびっくり。なんと「Fen◯r」のロゴが。いや、おもいっきり偽物です。
別にストラップにブランドなんて求めていませんよ。このロゴ入れている時点で、輸入した私はちょっと犯罪っぽいじゃないですか。すぐにロゴ刻印されたパッチは外して捨てました。
薄いコットン生地だけど、全然問題ないレベルです。肩にもしっくりしますね。
ただピン穴の部分は合皮で、かなり不安定です。私のおとなしい演奏姿勢では問題ないですね。価格的には納得です。ロゴはいらなかったけど！
そもそもロゴ自体いらない！
そもそもギターのストラップにメーカーのロゴなんて要らないです。我々音楽家は、各所にオリジナリティを持っていて、それを商売にしています。Fenderのギターは好きなものも多くあります。ですが、ストラップにまでそう書いてあるとまるでその信者みたいです。個々の楽器には、信者というか相棒みたいな意識はありますが、メーカー名に崇拝しているわけではないのです。
私は楽器のヘッドに書かれているロゴもかなり嫌なんです。ヴァイオリンなど伝統的な楽器のロゴに、プリントやパールシェルでロゴ彫っていたらどう思いますか。楽器は音色で個性を伝えていただければ良いのです。目を瞑っていても信頼できる楽器であるべきで、全てにおいてロゴなんていらないです。
本題、ストラップ制作
滅多にブログ書かないくせに、一度書き始めると長文になってしまいます。最近は息子を見ていて思うのですが、私も息子も「おしゃべり」なんですよね。私の「健」という名前ですが、天国の祖父が「高倉健みたいに寡黙な男になって欲しい」という意味もあったそうです。いや、見込み違いすぎですよ、おじいちゃん。。。。
あ、また本題を忘れるところでした。
最近入会していただいた小学2年生の生徒さんですが、エレキギターとボイトレを勉強されています。歌は鬼滅の刃の主題歌が大好き。かっこかわいい！
ギターもだいぶ集中できるようになってきましたが、まあストラップが長すぎて姿勢が崩れてしまいます。
楽器は姿勢がとても大切です。
子供用のストラップも探したのですが、見つかりませんでした。
ならば作ってしまうのです。いや、短くしただけなんです。ただ久しぶりにミシン仕事して、なんだか一人で笑ってしまいました。
「腹出たおっさん、独りミシンで夜なべする。」
母さんが夜なべして手袋編んでくれた方が健気な感じがしますよね。やっぱり私ではダメだ。
しかし、思いのほか良くできました。これは次のレッスンの時にプレゼントしましょう。
喜んでくれるかな。
