KORG AW-LT100G の共振によるビビり音の改善方法

KORG AW-LT100G

クリップチューナーのビビり音に悩んでいませんか?

ギターやボーカルの練習をしていると、意外とストレスになるのが「機材の小さな不具合」です。 特にクリップチューナーは常に楽器に装着しているため、わずかな異音でも気になってしまいます。

今回は、私が愛用している KORG AW-LT100G に発生した「共振によるビビり音」と、その改善方法について解説します。

KORG AW-LT100Gは優秀だが弱点もある

クリップチューナーは今や当たり前の存在ですが、以前はマイクやラインでチューニングしていた時代もありました。 その中でKORG製のチューナーは精度・反応速度ともに非常に優秀で、多くのミュージシャンに支持されています。

私自身も長年KORG製を使い続けており、AW-LT100Gはその中でも特に完成度の高いモデルだと感じています。

  • 視認性が高くライブでも使いやすい
  • 反応が早くストレスがない
  • 精度が高く安心して使える

しかし、どんな製品にも弱点はあります。

発生した症状:ツマミ部分の共振によるビビり音

ある日から、演奏中に「ジリジリ」としたビビり音が発生するようになりました。 最初は気のせいかと思いましたが、確認すると原因はチューナー本体にありました。

特に電源ツマミ部分が振動していることが原因でした。

クリップチューナーは楽器の振動を拾う仕組みのため、構造上どうしても振動の影響を受けやすい製品です。 しかし、それが音として出てしまうと本末転倒です。

なぜ共振が起きるのか?

実際に確認すると、構造は非常にシンプルでした。

  • ツマミは差し込み式
  • 防振構造はほぼなし
  • わずかな隙間が存在

つまり、

「隙間が振動して音になる」

というシンプルな原因です。

また、以下の要因も関係していると考えられます。

  • 経年劣化による摩耗
  • 温度変化による樹脂の変形
  • 使用頻度によるガタつき

解決方法:グリスで振動を止める

そこで試したのが、非常にシンプルな方法です。

ギア用グリスを接点に充填する

結果として、ビビり音は完全に解消しました。

隙間を埋めることで振動が抑えられ、共振が発生しなくなります。

具体的な手順

  1. ツマミとボディの隙間に爪を入れる
  2. ゆっくり引っ張ってツマミを外す
  3. 接点部分に少量のグリスを塗布
  4. 元の位置に押し込む

作業自体は数分で完了します。

作業時の注意点

  • 無理に引っ張ると破損の可能性あり
  • グリスの付けすぎに注意
  • 内部への付着に気をつける
  • すべて自己責任で行うこと

音楽機材のトラブルは成長のチャンス

このようなトラブルは面倒に感じるかもしれませんが、実は非常に重要な学びでもあります。

楽器や機材の構造を理解することで、トラブル対応力が上がり、結果として演奏の質も向上します。

当教室でも、単に演奏技術だけでなく「現場で使える知識」を重視しています。

正しい環境で音楽を学ぶことが上達への近道

音楽は感覚だけでなく、知識と経験の積み重ねで上達していきます。

独学では気づきにくいポイントも、適切な指導があれば一気に解決することができます。

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