作曲やアドリブで「アイディアが出ない」理由
「作曲してみたいけど、何から始めれば良いか分からない」 「コードは勉強したのに、曲にならない」 「アドリブで手が止まってしまう」
音楽教室でも、この悩みは非常に多く聞きます。
今回は、作曲やアドリブなど、新しいアイディアを創造する時に大切にしている考え方をご案内します。
夢を叶える音楽教室では、作曲講座やギター講座でアドリブまで進む方に対し、 音程、コード構成音、Major Scale、Diatonic Chords、Chord Function、Chord Scaleなど、 初歩的な音楽理論を順番に学習していただきます。
そして、ある程度理論がまとまった段階で、 「その知識を実際にどう創造へ繋げるのか」 を体験していただきます。
アドリブをやりたいギタリストにも、小さな作曲を勧めています。 作曲は、理論の理解を実践へ変える最高のトレーニングだからです。
音楽理論をどのように作曲やアドリブへ繋げていくのか。
アイディア0から導き出す方法が、夢を叶える音楽教室にはあります。
最初に多くの人が止まってしまう理由
しかし、最初は多くの方が創作で手が止まります。
例えば、ダイアトニックコードだけで作曲するとします。
コードの選択肢は7つ。 メロディの選択肢も基本的には7つです。 ※もちろん経過音などは除いた話です。
すると多くの方は、 「最初のコードを決めよう」 とした段階で止まってしまいます。
たった1つのコードすら決められない。 でも、これは当然なんです。
- 思った響きにならない
- そもそも響きを想像できていない
つまり根底にあるのは、 「これでは良い曲にならない」 という恐怖です。
この考えが、制作に強いブレーキをかけてしまいます。
練習の目的は「良い曲を作ること」ではない
しかし、練習段階で本当に重要なのは、 「良い曲を作ること」 ではありません。
本当に重要なのは、 「経験を蓄積すること」 です。
たった1つコードを置いただけで、 その曲が良い曲か悪い曲かなんて分かりません。
まず必要なのは、 とにかくコードを決めることです。
ダイアトニックコード7つの中でも、 ファンクションや小節位置を考えると、 実際の選択肢はかなり絞られます。
なぜ選択肢が絞られるのか
理論的に選択肢を制限するアイディアが、夢を叶える音楽教室にはあります。
とりあえず1つ選ぶ。 無造作でも構いません。
次に来そうなコードを置く。 これも無造作で構いません。
その繰り返しによって、
- このコードはこんな響きなんだ
- この流れだとこういう雰囲気になるんだ
- このメロディはこのコードと合うんだ
という「経験」が少しずつ蓄積されていきます。
「なんだこれ」で良い
作った直後に、
「なんだこれ、全然理想じゃない」
と思っても問題ありません。
むしろ、その経験が重要です。
音楽理論を正しく学べば、 少なくとも「変な曲」にはなりにくいです。
なぜなら音楽理論とは、 人類が長い年月をかけて積み重ねた 「良い音楽の平均値」 を理論化したものだからです。
つまり、理論に沿って作れば、 どんな形でも「それなりに音楽として成立する」可能性が高いのです。
だから最初は、 完成度より経験。
これを大切にしてみてください。
作曲やアドリブ上達の順番
1. 最高を目標にする
「最高の曲を作りたい」 「最高のアドリブをしたい」
その理想は非常に大切です。 志の高さは、成長のエネルギーになります。
2. 良い曲を目的にしない
ただし練習段階では、 「良い曲を作る」 ことを目的にしません。
経験を増やすことを目的にします。
最初から完成度を求めると、 手が止まり、成長が止まります。
3. アナライズを繰り返す
理論学習ではアナライズが重要ですが、 実際に創作を始めてからのアナライズはさらに意味を持ちます。
「なぜこの曲は気持ち良いのか」 を理解できるようになります。
4. 人のアイディアを大量に使う
「パクリと言われそう」 と気にする必要はありません。
音は12個しかありません。
多くの名曲も、 過去の音楽から強い影響を受けています。
恐れず、たくさん吸収してください。
5. 最後にオリジナリティが生まれる
様々な経験、 様々な音楽、 様々な価値観。
それらが積み重なることで、 いつの間にか「自分らしさ」が生まれます。
少ない影響だけで作ると、 必ず誰かに似ます。
好き嫌いを超えて、 幅広い音楽に触れることが、 結果的にオリジナリティへ繋がります。
この続きとなる、 「アナライズの具体的な方法」 や 「アイディアを広げる実践トレーニング」 については、また別の機会に書いてみたいと思います。
音楽を始めてみたい方へ
作曲やアドリブは、才能だけではなく「経験の積み重ね」で大きく成長します。
音楽理論を実践へ繋げるレッスンを、初心者の方にも分かりやすくご案内しています。




