ブログを書こう書こうと、思いながらも全然進まないですね。
書きたいことは沢山ありますが、どうしても優先順位が低くなってしまいます。
年末年始に新しいギターが2本も届きました。
とっても嬉しい買い物だったので、ご紹介します。
1969年製 Fender Telecaster (12月25日に到着)
高校生になって初めて買った思い出のギターはFender JapanのTelecasterでした。
何が何だかわからない状態で、店員さんに勧められてそのまま買った思い出のシェイプ。
当時もストラトのファンが多かったから、後になって少し後悔しましたね。
でも今は、見た目もサウンドも絶対テレ。このポップな可愛らしい感じが好きです。(おじさんの言葉とは思えないなぁ)
CBS時代のFenderはどんどん作りが荒くなりますが、やっぱりサウンドは60’Sらしい古くて良い音がします。
同年代のストラトが100マンを楽に超えてしまうのを考えると、あと5年もすればこのギターも同じ価格くらいにはなるかも?!
最初にオークションで購入したと書きましたが、実はオークションで知り合って個人売買で購入しました。
譲ってくれたのはアメリカのベテランスタジオミュージシャンで、素晴らしいアーティストです。
3rdオーナーの彼へ直接譲った2ndオーナーは、すごい有名なロックギタリストでした。
名前を口外しない約束で譲ってもらったので、内緒です。
Component Telecaster(1月5日に到着)
最近流行りのコンポーネントギターってご存知でしょうか。
そもそもコンポーネントって「部材」って意味だったと思います。
部材を寄せ集めて作ったギターがコンポーネントギターって呼ばれています。
このギターは、MJTのレリックアルダーボディにWarmothのローステットメイプルネックをつけて、PorterTronのハムとリアを搭載しています。
MJTはもう何本分買ったでしょうか。どれも極上のレリック加工で、本当にかっこいい。
アメリカで1番のレリック加工と言われる通り、本家Fender Customshopに負けることとはありません。
また材も素晴らしく、Customshopでもハイグレードに使われるような木材が惜しげなく使われています。
そんな中で初めて手にしたCandy Tangerineカラー。
私は元々こういう派手なのは好きじゃないのです。って思っていたのに、一目惚れ。。。
ピックガードだけはバランス悪いので、現在MJTのMattさんに新しいの作ってもらっています。
Warmothのネックは実初めてだったのですが、これかっこいいし弾きやすすぎます。
ヴィンテージばかり持っているので知らなかったのですcompound radius!
ネック側とブリッジ側でアールが違うんですね。
ハイポジションになった瞬間、指に油でも差したかのように弾けちゃいます。
別のギターでも、フレット交換する時は全部これにしちゃおうかと思っています。
またこれはroasted maple。聞いたことはあったけど…、見た目もかっこいいけど…。
楽器の木材をローストするって邪道すぎるでしょ!!!
そんなの絶対使わない、って言ってたこともあったなぁ。。。
これはいい。
ボディもネックも軽いせいか、生鳴りでもスコーンととてもよく抜けたサウンドがします。
そして、PorterTron。初めて聞いたピックアップメーカーで日本で売っているの見たことがないです。あまり期待してなかったのですが、これは凄すぎます。凄すぎます。凄すぎます。
3回いうくらい、凄すぎます。
こんなにも私の好みのサウンドで、こんなにもピッキングニュアンスを拾ってくれるものは初めて出会いました。
ちょっと調子に乗って言わせていただくと、おそらく世界中で今一番良い音を出しているのは私だと思います。ほんと、良い音で思った通り演奏ができているときが一番幸せ。
ボディが正規価格だと5マン。ネックが5マン。ピックアップが3マンくらい。ペグやらの金属パーツで3マンくらいでしょうか。
16マン程度でこのギターが作れてしまいます。
Fender amricanじゃこんなパーツないですよ。Customshopでも上位レベルでないとこういうものはないと思います。※私が弾いた限りの話ですのでご容赦を!
このギターが30マンでも、私は安いねと言って即買いしちゃいます。
最初に書いた1969年製 Fender Telecasterよりも、なんと良い音がします。
69年もびっくりするぐらい良い音。しかしそれを超越している、もう恐ろしいサウンドです。
それが15マン。
とても良い買い物しました。
教室には自慢のギターが沢山あるので、ぜひ入会希望の方はお越しください。
申し訳ありませんが楽器店ではないので、アポ無しで「楽器見せて」はご容赦ください。