絶対上達する練習方法(意識編)

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錦糸町で音楽教室を開校して、もう15年以上。当社の事業の主軸はレコード事業なので、音楽のプロで活動する方、趣味として楽しまれる方など沢山の方と出会いました。同じ年月の音楽経験があっても、上手い人〜下手な人と様々ですよね。でも、この実力差はどこから生まれるのでしょうか。

音楽を上達させる考え方

誰しも『いつかこうなりたい!』って夢を持つと思います。ワクワクしますよね。だけど何もせずにいつか実現する夢なんてありません。ぼんやり憧れるだけなのは『寝てみる夢』です。根拠のある練習や勉強を重ねて叶える夢にしたいですね。練習や勉強って、やはりコツコツ小さな積み重ねがあってこそ成果がでます。すぐに上達するなんてことは、ほとんど不可能です。でも成長するまでの間に、音楽への熱意が冷めてしまう人が多いです。もし80歳になるまで毎日正しく努力すれば、『神さま』と言われなくても全ての人が『名人』くらいにはなれるんじゃないかなと思います。だからまず、音楽を続けるが大切。その為の考え方をご案内します。

音楽の才能なんて重要ではない

『自分には音楽の才能ががない』なんて話をよく聞きます。大丈夫です、音楽経験が少ないあなたにその判断する力はありません。できないことを才能のせいにすると、それ以上の成長はできないので注意してください。

『音楽の才能』 これはビギナーの人とかリスナーが使う言葉で、ちゃんと音楽として仕事している人は使わないです。生まれつき備わっている才能も多少はあると思うのですが、そんなの1%くらいのもの。まだ一人前の音楽家になっていない人は、そんな小さなこと気にすることはないです。また、音楽の経験のない友達や親に『お前は音楽才能はない』なんて言われても、間に受ける必要は全くないです。音楽の才能なんてあってもなくても、そんなこと大きな問題ではないです。

好きを続ける工夫が大切

そもそも、どんなことでも常に『ずっと好き』っていうのはできないのかも知れません。自分よりも大切な恋人、家族であっても、たまには嫌になることもありますもんね。それで終わりにすることは勿体ないです。

大好きな音楽を極めたい。そんな思いが、絶え間ない努力を作るのだと思います。しかし、なかなか難しいです。全て思い通りにいくわけないので、時に飽きるし嫌いになっちゃうし。成長するほどに壁は大きくなるものだから、もはやそれに立ち向かう意味さえ見失う。だから、多くの人が目的を達成する前にやめちゃうんです。失敗したって遠回りしたって、継続すれば必ず成長はあるのに。。。 逆境にめげずに好きでい続けるためには、好きを続ける工夫が必要です。

自己暗示をかける

ふざけた話みたいなのですが、私はよく自分に自分自身でマインドコントロールを行います。嫌いになりそうになった時「嫌い」っていのを絶対に考えないようにしてます。逆に「ああ、音楽好き。大好きー」って、呆れるくらい考え続けます。そうするとあら不思議、嫌いじゃなくなってます。難しくて出来なくて、気持ちが折れそうなときは『つまづいてるのは今だけ。後ちょっと頑張れば超簡単』なんて具合に、思うようにしてます。

余談ですが私はこの方法で、大嫌いだったセロリを好物に変え、長い間吸ってたタバコもやめました。スーパーでセロリ見るたびに『ああ、セロリ美味しそう』を何度も考えました。本当は苦手だったあの独特の香りを想像して、苦手なんだけど「ああいい香り」なんて考えます。すると『ああ、セロリ食べたい。』と気持ちに自然となります。実際に食べてみたらびっくり、超美味しく感じちゃう。タバコは口にくわえるたびに『ああ、タバコ臭い。』と考えたり口に出しながら、タバコ吸ってました。毎日毎回それをやっていたら、2ヶ月目にはタバコの臭いに耐えられなくなりました。ほんとですよ。ぜひお試しください。

自分の未来を信じる

まだ上手く歌えない、上手く演奏できない。良い曲も書けなければ、どうやってアーティスト活動すれば良いのかわからない。誰しもとっても不安を感じてます。でもきっと大スターも、かつては同じだったと思います。誰も未来なんてわかららないのだから、自分の将来がそうなっていないとは限らないのです。たまには目を閉じで、今の理想の自分になっていることを想像するのも大切だ思います。でも何もしないで自分の将来に期待するのは『寝てみる夢』なので、そんな時間があったら練習しましょう。(笑)

やめると決めない

衣食住に次いで、常に身近にあるものは音楽だと思います。生まれた時から声出すし踊ります。いつ始めたかわからないようなものに、わざわざ終止符をうつこともないのではないでしょうか。

多くの人は壁にぶち当たって不可能を感じると『やめる』っていう選択をします。音楽やるのに資格も免許もないんです。だからやめる必要はないんですよね。できないなら、嫌になっちゃったんなら、期限決めずに休んじゃえばいいじゃんと思います。根底に音楽愛があるのであれば、ふと気付いた頃にまた音楽やりたくなっちゃうはずです。一度『やめる』と決めた人は、『またやってみたいけど、一度諦めたことだからやらない』なんて思うはず。これはとってももったいないことだと思います。音楽やることで何か害があるなら、選択肢として必要かもしれませんが、そんなにないような気がしてしまいます。ただ、プレッシャーを感じない練習は成長を促進させません。やめるやめないの選択肢なんて考えないアグレッシブな人は、「世界一のアーティストになってやる」なんて思っているかもしれません。そんな方は、どんどんプレッシャー感じてボロボロになって練習してください。

ファンにならない

この世の中には、性別、国、言語、ジャンル、さらに時間まで、全てを超越して素晴らしい音楽に溢れています。一生かかっても吸収しきれない中から、偶然や必然の出会いを繰り返してオリジナリティが確立します。

『特定の人のファンにならない』というのは、趣味で音楽を楽しむ方ではなくプロを目指す方には必要な考えだと思います。趣味とプロの違いは、『創造をするかしないか』にあると思います。演奏レベルや稼いだ額ではないです。著名なアーティストの曲をオリジナルに100%近い状態で歌えたとしても、その人はアーティストとは言えません。だってオリジナルのアーティストがいるんだから、その人は第三者にとってどうしても必要な人ではないはずです。ご自身が楽しむことは素晴らしいことですが、自分自身を表現しこの世でワンアンドオンリーな存在になることがアーティストには必要です。悪い言い方でいうとファンっていうのはある意味 信者であり盲目です。それだけに固執すると他の良いものに気づけなくなる場合があります。素晴らしいアーティストはファンではなく尊敬程度で留めるのが良いです。尊敬するアーティストは勿論ですが、嫌いなアーティストも沢山聞いて、贔屓なしに冷静に分析して自分の肥やしにすることが必要です。歌での場合、『沢山の人のモノマネを完全にできるようになって、初めて自分の歌い方が見つかる』なんて沢山の人が言いますよね。これは歌だけでなく、全てのことに言えると思います。

EXILEのATSUSHIさんはすごい人気ですよね。ATUSHIさんみたいになりたいという方は、教室の会員さんでも沢山います。それは素晴らしいことなのですが、それ以外は邪教のように認めない、更には聴かない人もまた多くいます。趣味の人には良いですが、プロを目指そうという人にはとても危険です。ATSUSHIさんも素晴らしいですが、優劣なく他にも素晴らしい方が沢山います。それを聴かないのはもったいないなぁと思います。

今回は絶対に上達する練習方法の、心構えを私なりの見解でお話しさせていただきました。
実際に何をすれば上達するのか、またどのような音楽活動をすべきなのか。
音楽性を上げるため、演奏歌唱技術を上げるため、ファンを増やすため、そんな目的を持って少しずつですがこのブログでは書き記したいと思います。また次回もよろしくお願いします。

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